IT基盤構築

IT基盤構築

 

IT基盤の導入状況をみると、当初の計画より導入が遅れていたり、場所の判断により部分的にしか導入してしかったりする場所もあると聞いている。各場所の事情などもあると考えるが、IT基盤の効果を最大限にするためには、IT基盤が全社に導入されていることが前提になる。それぞれの事情にあわせて導入支援を行うなどして全社への展開を進めていただきたい。

IT基盤は導入することが目的ではなく、それを用いて何を成すのかが重要であると考える。それには、各自がIT基盤により何ができるのかを理解した上で使いこなしていくことが必要となる。

大規模プロジェクト、特に国に関係したプロジェクトにおいては、厳密に仕様が決まっていない状態(プロジェクトの構想はあるが、細かい要件が全く決まっていない状態)で「概算でどのくらいになるのか?」という形で超概算見積を求められることがある。

 

見積作成においては、想定する仕様を作成した上で見積を作成することになると思うが、「想定する仕様自体に対するリスク」「客先のプロジェクト構想自体の変更に対するリスク」が存在する。

前者については、ある程度具現化、リストアップができることになるが、後者については想定は難しく、客先に委ねざるを得ないのが実情である。

 

つまり、客先の予算を確保い適正な対価で受注するためには、客先のプロジェクト変更に対しても入念なフォローが必要になるとともに、それでもリスクが大きいと判断した場合には、契約時の商務条件で制限をかける取り組みが重要になると考える。

 

しっかりとものづくりをしてプロジェクトを完遂させる施策と、仕様変更発生を考慮した各種の施策という両輪での対応強化をお願いしたい。