ワークライフバランスとは? 企業の取組み、事例紹介

ワークライフバランスとは? 企業の取組み、事例紹介

 
「仕事は大変なことも多いですが、上長や先輩が、タイミングよく声をかけてくれます。
職場の雰囲気が明るく始まります。
さて、会社とのやりとりの一幕です。2016年12月の中央経営協議会の席上のことです。

「当社の強みをどう考えるか」という組合からの問いに対し、社長は、シナジーを発揮できるさまざまな事業技術資産を社内にもっていること、各事業がそれぞれ強いことに加えて、その基盤として「生産、品質管理、販売、サービス、すべての現場が継続して改善活動に取り組む力をもっている。
組織としての改善力が大きな強みだ」と答えました。
組合の立場からも共感するものがありましたので、私は「現場の改善力、言い換えれば私たちの『職場の力』に信頼を示されたことをうれしく受け止める」と述ベました。ただし、そのあと「『職場の力』の前提であるコミュニケーション、上長と部下、働く者同士の意思疎通に苦労している職場も多い」と苦言も申し上げ、経営として職場実態を把握し、改善することを要請しました。

職場でのコミュニケーシヨンに関しては、さまざまな声がなによりです。
「職場で話し合って、一斉定時日はとにかく全員で帰ろうと決めました。個人ごとの定時日も設定するようになったんですよ。」
若手組合員からこんな話を聞くと安心します。

心配な声も聞きます。「上長と仕事以外の話をしたことはありません」「会をするたびにいろいろフォローされるので、業務上の連絡はできるだけメールですませています」。上長との関係に重苦しさを感じている人は多いようです。

働く仲間同士でさえ、素直に話せないとしたら事態は深刻です。
出勤時、退社時にもあいさつをしない職場も増えているようで気掛かりです。
このあたりは組合として、皆さんと取り組んでいく必要も感じます。

どんな時も明るさを失わず、素直に話せる雰囲気がたいせつです。
大変な時はお互いに助け合える信頼関係。「職場の力」はみんなで築き、守っていくものです。
いくら技術や技能の高い人が集まっても、「職場の力」がなければ組織としての成果にはつながりません。
ばらばらの個人プレーの集まりではなく、チームで良い仕事をする、そんな職場を目指したいと思います。