ワークライフバランス 出産と休暇

 

ワークライフバランス 出産と休暇

 

ある会社には次のようなやり取りがあります。

「『出産支援休職』の導入に至ったことは、社員のワークライフバランスについて論議を深めた今次交渉を代表する象徴的な結果である」と。

 

会社と組合の交渉といっても、実際に向きあっているのは生身の人間同士です。

理屈を越えた気持ちがお互いを動かすこともある、対等な労使協議のもつ力を示した話し合いになったと思われます。

労働法制の議論が今次国会の最大のテーマというのだから、主役は私たち働く者のはず。

ところがまったくそうなってはいません。

 

国会審議は主役不在、政治はどうなっているのか。

「安倍一強」や、野党の離散と実力不足という前に、働く者の代表として堂々と政策を問う議員が少なすぎる、これがまずもって問題です。

参議院議員の支援活動をこれから立ち上げていくのでしょう。

政治の信頼回復は国民益です。

組合として考えるべきこと、訴えるべきことはたくさんあります。

十分整理もして、準備を進めていきたいところです。

 

 

ワークライフバランスと長時間労働

ワークライフバランスと長時間労働

 私の職場から、長時間労働により「ワーク、ライフ、バランスが保てない」「健康面に不安がある」「自己啓発の時間が確保できない」などの声が上がっています。
また、行政機関や企業間取引における短納期対応が長時間労働の要因となるケースもあります。
現在、各業界で進められている働き方改革の取り組みとあわせて、真に働く者の立場に立った国全体での働き方改革を進めることが重要だと思いあす。
長時間労働を是正し、すべての働く人が人生の各段階に応じて、自らに合った生き方と働き方ができるワークライフバランスの実現に向けた取り組みが必要だと考えます。

ワークライフバランスと長時間労働が引き起こす課題

 

ワークライフバランスと長時間労働が引き起こす課題

 

わたしたちが、心の豊かさを実感して暮らすためには、一人ひとりが、人生の各段階に応じて、自らに合った生き方と働き方ができるワーク、ライフ、バランスの実現が求められます。

しかし、職場においては、長時間労働による心身や余暇への影響、育児、介護との両立の困難、自己啓発や能力開発ができないことなどへの不安、不満の声があります。

長時間労働を是正し、安全で健康に働きがいを持って働ける環境づくりに取り組みます。

また、働く意欲のある人が、性別、年齢、障がいの有無等にかかわらず、あるいは、子育てや介護、病気など様々な事情を抱えながらも働き続けられる職場づくりや、多様な雇用形態の労働者の雇用の安定と処遇の改善に取り組むことが求められます。

すべての労働者が安心、安定してイキイキと働ける職場づくりに取り組みます。
長時間労働を是正し、心の豊かさを実感できるワーク、ライフ、パランスを推進します。

現在、長時間労働による過労死やメンタルヘルス不調などが社会的な課題となっています。

 

長時間労働の問題とワークライフバランス

 

長時間労働の問題とワークライフバランス

 

健康確保措置や勤務間インターバル規制の強化など、すべての労働者の安全と健康に関する法整備に取り組みます。
誰もが活躍し、働き続けられる職場づくりに取り組みます。
男女平等に関する調査によると、約4割の女性が「管理職への登用」や「昇格のスピード」において、男女間の扱いに違いがあると回答しています。
60歳以降の就労に関しては、本人の技能、技術、経験を活かせる職場や、本人の希望に応じて働ける環境を整備することが求められています。
また、介護との両立に関する不安の声や、育児をしながらもキャリアに影響することなく働き続けられる環境、男性の育児参加を促進する環境整備を求める声も少なくありません。

さらに、セク八ラやパワ八ラなど職場での「いじめ、嫌がらせ」によって休職や離職に追い込まれるなど社会的な課題となっており、モチベーションや生産性の低下などち懸念されます。

働く意欲のある人が、性別、年齢、障がいの有無等にかかわらず、また、子育て、介護、病気など様々な事情を抱えながらも働き続けられ、活躍できる労働環境の整備が必要です。

第4次産業革命を牽引する新たな技術やサービスを実用化できる人材が求められており、国をあげて人材育成に向けた議論がされています。

また、既存の仕事の減少や必要となるスキルの変化により技術や技能の転換が加速されると予想されており、新たに必要となるスキルの習得、学び直しなどを促進する環境整備がすぐにでも対応が必要な課題です。

一報、足元では、多くの職場で若手が少ないという年齢構成のゆがみを抱えており、熟練者の技術、技能の伝承が課題となつています。
とりわけ、技能については人材育成を通じて伝承を行うため、成果を出すのに数年を要することから、早期に対応を進める必要があります。

 

ワークライフバランス 2025年問題と家族のあり方

 

ワークライフバランス 2025年問題と家族のあり方

 

 

近年、単身世帯や共働ぎ世帯、一人親世帯が急増し、家族の支え合い機能が変化してきています。このような家族のカタチの変容と社会の仕組みの中で、老老介護、認認介護、引きこもり、虐待、孤独死(孤立死)など課題が顕在化し、家族内での支え合いだけに頼ることは難しくなってきています。こうしたなか、住民同士がつながり支え合うことで孤立を防ぎ、自らの健康維持や生きがいを持てるよう地域コミュニティの役割が重要となっています。

 

また、各自治体では、団塊世代がすべて75歳以上となる2025年を目途に「地域包括ケアシステム」の構築が進められています。しかし、地域によって直面する高齢化の状況や活用できる資源が異なることから、サービスの提供体制など構築状況に地域差が生じています。さらに、財政基盤が脆弱な自治体では、サービス水準の切り下げなども懸念されます。各地域の実情とニーズに応じた実効ある取り組みが必要です。

 

 

次世代を担う子どもたちに希望ある社会のパトンを渡すことは、今を生きる私たちの責務です。しかし、待機児童、子どもの貧困、いじめ、児童虐待や、高騰する大学授業料など、子どもを取り巻く環境は厳しい状況が続いています。また、日本の子育て支援への財源は諸外国に比べて極めて低いのが実情です。すべての子どちたちが健やかに育ち公平に学べる社会をつくつていくことが重要であり、そのためにち財源を確保し、社会全体で支えていく総合的な支援体制が必要です。

 

 

ワークライフバランス 家族と単身赴任の是非

ワークライフバランス 家族と単身赴任の是非

 

翔平の場合(単身赴任がもたらした家族の危機)

翔平が窓子と子ども二人を関西に残し、九州へ単身赴任して3年が経つ。二人は関西の支店にいた時に知り合い結婚した。窓子は子供ができたのを機に会社勤めを辞めた。

上の子供が小学校の6年生の時、急に翔平に九州支店転勤の辞令が出された。翔平は家族に対し、「九州支店転勤が決まったんだ。子どもの学校のこともあるし、単身赴任で行ったほうが良いと思うんだ。君の実家も関西にあるんだし家族は残った方が何かと便利だろう。」と、窓子に相談することもなく、あわただしく赴任準備をするのであった。

 

翔平は単身赴任後、最初の1年くらいは月1回程度、帰宅するようにしていたが、単身赴任にも慣れてくるとだんだんそれも少なくなってきた。今年は上の子の高校受験の年である。窓子は息子の進路について、帰宅した翔平に何度か相談したのだが、「悪いけど、子どもの教育のことは、身近にいる君が一番わかっているのだから、君に任せるよ。」といい、特に相談にも乗らずに九州へ戻ってしまう状況であった。正直、九州で業務に追われ、久々に関西に帰ってもあれやこれやと、窓子に相談されたりして、ゆっくりくつろげないということも、翔平の足がなかなか自宅に向かなくなっている理由のひとつでもあった。

 

「あなた、来週の月曜日に担任の先生と3者面談するんだけど、あなたの意見も聞きたいから今週は帰ってきてくれない?」切羽詰まって窓子は翔平に電話した。「子どもの教育は君に任せると言っただろう?心配だったら学校の先生の言うとおりにしておけば間違いないよ。悪いけど今週は大事なお客さんとの商談で大変なんだ。面談が終わったらまた内容を聞くよ。」I・いつも仕事・仕事、家族のことなんか何も考えてくれないそんな翔平に落胆する窓子であった。

 

次の週、翔平が関西に戻ると、窓子から「先生と面談して、〇〇高校を受験することにきめたわ。」と聞かされた。「俺に相談なしに、受験校を決めちやったの?一言聞いてくれよ!」と切換えした翔平に窓子の怒りが爆発した。「いつも相談しても、ぜんぜん聞いてくれなかったじやない!先生の言うとおりにしたら良いって言ったのはあなたでしよ!」「だからって、勝手に受験校まできめろとは言ってないぞ!」???。結局、仲直りできないまま、九州行きの新幹線の中で「このままじやいけないな」と自責の念に駆られる翔平であった。

 



 

ワークライフバランス 子供と保育園

 

ワークライフバランス 子供と保育園

 

トンボや水生昆虫が姿を消すなか、セミは都市環境にも適応して元気そのものです。

都会の街路樹などは天敵も少なく、彼らの楽園なのでしょう。

だけど、都市に暮らす人間にはこの暑さはいささか過酷です。

強い日差しのなか、通勤時にお子さんを保育園に送る方と出合います。

自転車の前後にお子さんを乗せて坂道を登っていく方、上の子と手をつなぎ、下の子は抱っこしている方。

ぐずるお子さんをなだめながら足を急がせる方。

暑さが和らぐ季節が待ち遠しいです。

「はずせない仕事に取りかかっているときに限って、保育園から『すぐに迎えに来てください』と連絡が入ります」。

育児は予定外の連続です。

両立は大変です。

今年春の交渉で、要求しました。

会社は当初、慎重な態度でしたが、交渉の中で理解を示しました。

「旗当番など、短時間の用事もあります。

用事が済めばすぐに出勤したい。

仕事を少しでも進めたいのです」「会社は、育児や介護を抱える人を応援する会社であってほしい」。

職場の声が会社を動かしました。

不妊治療のための休職制度の導入も同じです。

労使関係は理屈じゃない、生身の人間の気持ちのやりとりです。

ただ、労使で解決できないこともあります。

育児休職中の方の最大の難関は保育所探し、「保活」です。

「待機児童を解消し、すベての人が保育と仕事を両立できるようにする」。

これは政府の国民への明確な約束です。

だけど、対策は遅れています。

その原因のひとつが保育士の不足と言いますが、ならば賃金を上げるベきです。

託児•保育に関わる予算不足が賃金を抑え込んでいるのです。

子どもを持つ自由に関わること、国の将来に関わることですから、予算をケチっている場合ではありません。

予算を確保するには政治決断が必要です。

決断を迫れないのは働く世代の政治的発言力が低いからです。

「政治には期待しない」と黙ってしまえば、確実に票を入れる高齢者世代が政策の主導権を握ります。

私たちの暮らしに政治のありようは大きく影響します。

だから、労働組合は政治との関わりを持ち続けます。

私たちが政治への関心を高めることが、まともな政治を取り戻す唯一の道です。

さて、私は今期をもって、本部役員を退任いたします。

頼もしい新体制も決まりました。

爽やかな気分でご挨拶ができます。

 

ワークライフバランスと地域貢献

 

ワークライフバランスと地域貢献

 

 

地域に生きる私たち

地域社会への参加

私たちサラリーマンと地域社会とのつながりについて考えてみましょう。

会社に入って、地縁も血縁もない土地で社会人としての生活を始め、朝早く出て、夜遅くに帰って来る、会社と自宅との往復の生活。

そんな会社人間として生きてきたサラリーマンには、地域社会は単なる「ねぐら」でしかない、自治会活動もPTA活動も配偶者任せという方も多いのではないでしょうか。

 

地域社会は会社を離れた生活においては(定年後はもちろんそうなりますが)、日常生活の場の中心になるものです。

定年間近になって、遅れてやってきた“新人”には、地域社会の周囲の人たちも、あなた自身もなじみ難いものでしよう。

配偶者の方はとっくに地域社会に根をおろしているのに、あなた自身は地域での“顔”がないと言うことになっていませんか。地域社会への仲間入りは1日でも早いほうがいいのではないでしょうか。

そして、会社生活とは違った価値観や行動規範の中から、あなた自身、今まで気付かなかった生きがいや生き方を見出すこともあるのではないでしょうか。

 

あなたが暮らしている地域のこと、もう一度よく見てみましょう。

 

ワークライフバランス 地域生活やコミュニティ

 

ワークライフバランス 地域生活やコミュニティ

 

 

地域生活ってなんだろう(赤坂さんの場合)

赤坂さんは40歳、B支社での新規顧客開拓グループのグループリーダーである。入社以来、何度が転勤をしたが、これまでの業務実績をかわれ重要顧客を任されている。

27歳で結婚し、妻と、中2の長女、小5の長男で4人家族である。

 

赤坂さんは子供が生れた時にはどんなに仕事が忙しくても赤ん坊の世話や、幼稚園の送り迎えなど子煩悩な父親像を描き、パーフェクトまでとはいわないが父親として恥じない行動をしてきたと自負している。

 

妻は専業主婦であるが、子供たちが就学段階になると家事以外の空いた時間は長女の進学準備や相談に追われながら、長男のスポーツ少年団の世話役として、休日の練習試合や遠征などに忙しい毎日である。

 

子供たちの夏休みが終わる頃になると、

「少しは夏休みの宿題手伝ってよ一、大変なんだから一」

と言った会話が毎年繰り返され、夏の風物詩ともいえることに幸せを感じている。

 

 

秋を迎えて、地域交流を目的とした「ふれあい運動会」の案内が届いた。毎年開催されているものの、この手の地域イベントは参加者年齢層に幅があり今まで参加したことが無い。子供は、同級生と何回か参加したことがあるようだ。

 

「今回はお父さんも参加して、家族揃って参加しようよ!」

と受験を控えた長女が気分転換を図りたいのか突然言い出した。

「じゃあ、美味しいお弁当を作るわ!」

と妻も久しぶリの笑顔をふりまき、一家総出での参加が決まった。

 

運動会当日、赤坂さんは学校の運動会のような場所取りは必要ないだろうと特に急がずレジャーシートと弁当を抱えて会場に着いた。
長男は早速友達と合流し、はしゃぎながら運動場を走り回っている。
妻はというと、スポーツ少年団仲間であろう父母と親しげに話している。
俺は???と、周囲を見渡すが誰も知らない。

 

呆然と立ち尽くす私を見て、長女が、

「お父さん、誰か知り合いはいないの一?」と一言。。。

 

 

ワークライフバランス 仕事と生きがい

ワークライフバランス 仕事と生きがい  (泉さんの場合)

 

 

泉さんは現在40才。入社以来、A製作所の経理部門に配属され、現在は部下数人をまとめるという立場で毎日多忙な日々を送っている。充実した社会人生活を送っていると自負しており仕事にはやりがいを感じているが、私生活はというと特にこれといった趣味もなく会社内のクラブなどにも参加していない。家族は奥さんと子供二人の4人家族である。

 

ある日、久々に同期で集まり、飲み会を開く機会があった。同期の中には自分と同じように、ある程度部下を任されているものも多く、皆忙しい日々を送っているようであった。そんな同期の一人が、先日、有給休暇を取得し趣味の才一トバイを駆ってツーリングを満喫して来た話をしていた。泉さんは、日々の業務に追われるなかで、有給休暇を取得し自分の時間を持つということにも特に意識をしていなかった。「業務も忙しいけど、メリハリをつけた働き方を心がけなきゃ。」確かに同期のいう通りかもしれない。仕事一辺倒の生活を送ってきた泉さんも、充電して鋭気を養おうと早速休暇を申請した。

 

そして、休暇当日、いつもと同じ時間に目が覚めた。いつもと同じように朝食をとり、子どもたちが学校に行くのを見送った。さて、何をしよう…。

 

泉さんは、愕然とした。あんなに忙しく働いてきたが、いざ自分の時間が持てると、何もしたいことが見つからない。だらだらとテレビを見て過ごしていると、奥さんから「あなた、何かすることがあって休暇とったんじやないの?」と言われた。自分のしたいことって何だろう?と自由時間のすごし方が分からない自分に気づいた泉さんであった。