ワークライフバランス 出産と休暇
ある会社には次のようなやり取りがあります。
「『出産支援休職』の導入に至ったことは、社員のワークライフバランスについて論議を深めた今次交渉を代表する象徴的な結果である」と。
会社と組合の交渉といっても、実際に向きあっているのは生身の人間同士です。
理屈を越えた気持ちがお互いを動かすこともある、対等な労使協議のもつ力を示した話し合いになったと思われます。
労働法制の議論が今次国会の最大のテーマというのだから、主役は私たち働く者のはず。
ところがまったくそうなってはいません。
国会審議は主役不在、政治はどうなっているのか。
「安倍一強」や、野党の離散と実力不足という前に、働く者の代表として堂々と政策を問う議員が少なすぎる、これがまずもって問題です。
参議院議員の支援活動をこれから立ち上げていくのでしょう。
政治の信頼回復は国民益です。
組合として考えるべきこと、訴えるべきことはたくさんあります。
十分整理もして、準備を進めていきたいところです。