働き方改革 家族との時間を

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さまざまな家族関係について考える

 

ケーススタディー

十人十色、家族との関係はさまざまです。ここに40代の人がかかわりそうな家族関係があります。あなたならどんなアドバイスをしてあげられるでしよう。

市村さんの場合(思春期の娘を持つ親の悩み)

来春に高校入試を控えている娘の奈美が男の子と交際しているらしい。最近、毎日のように電話やメールをしているようであり、携帯電話の請求額が増えてきている。夜も遅く帰宅することが多くなり、つい先日も

「お母さん、ちょっと出かけてくる。」

「もう7時よ、今からご飯なのにどこへ行くの?」

奈美は何も言わず飛び出していったのである。
残業を終え、夜10時頃帰宅した夫の市村さんは、遅い夕食をとりながら妻から最近の奈美の様子をくどくどと聞かされた。

「奈美に限って心配ないよ。あまり口うるさく言っても反抗するだけだし、男の子の友達が一人や二人いてもいいじやないか。そんなに心配なら一度、奈美と話合えばいいじやないか。」

と答えたものの、週刊誌やテレビで報道される中学生の“性“の問題と子供の教育を妻に任す無責任な行為が、市村さんの胸に重くのしかかっていたのである。

 

ある日の夜10時ごろ、一日の業務を終えて帰宅準備をしていた市村さんに、奥さんから電話がかかってきた。

「あなた、奈美がまだ帰ってこないの!」

「まだ帰ってこないって、何も連絡はないのか?」

携帯電話をにぎったまま次の言葉がでなかった。

 

市村さんは心配ですぐに帰宅し、奈美の帰りを待った。夜11時を過ぎて玄関のドアが閉まる音がしたのを聞いて、無事であることが分かり一旦は安心した。しかし何も言わず自分の部屋へ入ろうとした奈美を見ると、心配が怒りに変わった。

「遅いじやないか、受験前の中学生がこんなに遅く!何を考えているんだ!」

と怒りにまかせ大声を・・・。その瞬間奈美は、

「何よ!私が相談したいときは仕事、仕事でいつもお母さん任せ。いつも自分の都合のいいときだけじやない!」

 

その言葉を聞いた市村さんは、反論するどころか、何も言えずその場にたたずんでしまうのであった。

 

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