ワークライフバランス 仕事と生きがい

ワークライフバランス 仕事と生きがい  (泉さんの場合)

 

 

泉さんは現在40才。入社以来、A製作所の経理部門に配属され、現在は部下数人をまとめるという立場で毎日多忙な日々を送っている。充実した社会人生活を送っていると自負しており仕事にはやりがいを感じているが、私生活はというと特にこれといった趣味もなく会社内のクラブなどにも参加していない。家族は奥さんと子供二人の4人家族である。

 

ある日、久々に同期で集まり、飲み会を開く機会があった。同期の中には自分と同じように、ある程度部下を任されているものも多く、皆忙しい日々を送っているようであった。そんな同期の一人が、先日、有給休暇を取得し趣味の才一トバイを駆ってツーリングを満喫して来た話をしていた。泉さんは、日々の業務に追われるなかで、有給休暇を取得し自分の時間を持つということにも特に意識をしていなかった。「業務も忙しいけど、メリハリをつけた働き方を心がけなきゃ。」確かに同期のいう通りかもしれない。仕事一辺倒の生活を送ってきた泉さんも、充電して鋭気を養おうと早速休暇を申請した。

 

そして、休暇当日、いつもと同じ時間に目が覚めた。いつもと同じように朝食をとり、子どもたちが学校に行くのを見送った。さて、何をしよう…。

 

泉さんは、愕然とした。あんなに忙しく働いてきたが、いざ自分の時間が持てると、何もしたいことが見つからない。だらだらとテレビを見て過ごしていると、奥さんから「あなた、何かすることがあって休暇とったんじやないの?」と言われた。自分のしたいことって何だろう?と自由時間のすごし方が分からない自分に気づいた泉さんであった。

 

 

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