働き方改革ワークライフバランス

 

働き方改革ワークライフバランス

 

 

「週末は初夏の陽気に」なんて予報を聞くと近郊の山に行きたくなります。この季節のブナ林の新緑は本当に美しい。森の空気は心のiみのようなものを消してくれます。妻と二人で出かけることが多いのですが、普段はあまり話さないこと、たとえばお互いの子ども時代の思い出などが話題になったりします。

 

ここ数年、山にも若い人がずいぶん増えました。小さなお子さんを連れたご夫婦も急な坂を上ってきます。すれ違う時にはあいさつを交わす習慣も健在です。海外の方も「コンニチワ」と返してくれます。出会った人と言葉を交わすのは実に気持ちの良いことです。山の楽しみのひとつです。

 

家族でも学校でも職場でも、朝夕、あいさつを交わすのは普通のことだと思っていましたから、「うちの職場はあいさつの習慣はないですね」なんてさらっと言われるとびっくりします。「どうしてですか?」って聞いても、「どうしてですかね。特に人間関係がぎすぎすしているわけでもないのですが…」。そんな職場が増えているようで、「なんとかしなきゃ」と、労使で「あいさつ運動」に取り組んでいる場所もあります。

 

あいさつするのに理由はいりません。この「理由がいらない」というのがあいさつの最大の特徴なのです。用事もないのに職場で話しかけることはできなくても、あいさつなら許されるのです。また、あいさつは会話の入り口でもあります。山でのあいさつは「困ったことがあれば言ってくださいね」という姿勢を示しあっているのです。職場でも同じです。

 

特に、部下をもつ方に申し上げたいと思います。部下への毎朝のあいさつは、「困った事、思うところがあれば言ってこいよ」という姿勢を示すことです。その気持ちをあいさつに込めてください。それから、部下からあいさつを受けた際に、「あ、〇〇君、この間の件だけど…」と仕事のフォローをいきなり切り出すのは考えものです。「あの上司に声をかけると必ず仕事のフォローが来る」と敬遠されます。帰りも同じです。「お先に失礼します」と声をかけた部下に「帰るときに悪いけど…」なんて、仕事の話を切り出すのはいただけません。「早く帰るときは上司に気付かれないようにそっと帰る」というのが部下の処方箋になります。

 

会社組織ですから、上長の示した方針に沿ラのは当然ですが、疑問に感じることがあれば堂々と意見する、上長も仲間も意見に耳を傾ける、そんな懐の深い職場が理想です。月並みですがまずは「あいさつから」ですかね。あいさつをするのに理由はいりませんから。

 

 

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