ワークライフバランス 労働組合 労働協約

ワークライフバランス 労働組合 労働協約

 

2月です。

邪鬼を豆まきで追い払ったら、翌日は「立春」。
春と宣言するには早すぎるようですが、「寒さもここが峠。さあ、春を迎える準備をしよう」。
厳しい自然と向きあってきた先人たちはこう励ましあって春の始まりを祝ったのでしょう。

労働組合も春の準備にかかります。
まずは春季交渉です。
賃金、一時金、労働協約。
今月中旬に要求を提出します。相手があることですから、思うようにならないこともあります。
しかし、「日々の努力と苦労に会社はどう応えるのか」、職場の皆さんの真剣なまなざしが会社を動かします。
交渉当事者として、このことは毎年感じています。
会社とのやり取りひとつひとつに注目いただきたいと思います。

さて、会社業績は堅調で、売上高は過去最高になりそうです。
そのぶん生産負荷は高く、「部材手配、所内の設備能力、生産スペース、すべてがぎりぎり」といった、張り詰めたような声もお聞きします。
「所内、関係会社はもとより、取引先も含め、足元の生産体制を十分検証し、早急な対策をいただきたい」。
会社に強く要請をしています。

そんな苦労も多いわけですが、国内での生産を大切にしてきた会社の経営姿勢には共感しています。
安い人件費を求め、多くの企業が工場を海外に移しましたが、簡単にはあきらめず、私
たちは地道な改善を重ね、国内でのものづくりを守ってきました。
その活動は世界各地の生産拠点の模範となっており、グローバルでの業績を支えています。
粘り強く改善を続けてきた「職場の力」が、表面的な人件費の差なんかより大きかった、このことは私たちの誇りです。

「国内製造拠点は当社の一番の強み、今後も徹底して強くしていただきたい。
loTやAI(人工知能)といった新しい技術に注目が集まるが、この技術が私たちの製造現場の分厚い技能や職場風土と結びつけられれば、どこにも真似のできない力となる。
最先端の製造技術革新をまずは自社内で実現していただきたい」。
経営協議会で会社にこんな要請をしました。

生産のノウハウがデジタルで数値化され、個々人の熟練技能は必要とされなくなる、なんて言う人もいるようですが、そんな心配は無用です。
勘どころを押さえた品質の作り込みの経験、_人ひとりの高い意欲、仲間を思いやる職場の紳。
お互い支えあう職場の力を高めてきた私たちだからこそ、新しい技術による製造革新を担っていけると思います。

 

開発、設計、生産、販売、サービス、持ち場は違いますが、まじめに仕事に取り組む一人ひとりが主役。
その努力が会社の業績を支えています。
気概をもって会社との交渉に臨みます。

 

IT基盤構築

IT基盤構築

 

IT基盤の導入状況をみると、当初の計画より導入が遅れていたり、場所の判断により部分的にしか導入してしかったりする場所もあると聞いている。各場所の事情などもあると考えるが、IT基盤の効果を最大限にするためには、IT基盤が全社に導入されていることが前提になる。それぞれの事情にあわせて導入支援を行うなどして全社への展開を進めていただきたい。

IT基盤は導入することが目的ではなく、それを用いて何を成すのかが重要であると考える。それには、各自がIT基盤により何ができるのかを理解した上で使いこなしていくことが必要となる。

大規模プロジェクト、特に国に関係したプロジェクトにおいては、厳密に仕様が決まっていない状態(プロジェクトの構想はあるが、細かい要件が全く決まっていない状態)で「概算でどのくらいになるのか?」という形で超概算見積を求められることがある。

 

見積作成においては、想定する仕様を作成した上で見積を作成することになると思うが、「想定する仕様自体に対するリスク」「客先のプロジェクト構想自体の変更に対するリスク」が存在する。

前者については、ある程度具現化、リストアップができることになるが、後者については想定は難しく、客先に委ねざるを得ないのが実情である。

 

つまり、客先の予算を確保い適正な対価で受注するためには、客先のプロジェクト変更に対しても入念なフォローが必要になるとともに、それでもリスクが大きいと判断した場合には、契約時の商務条件で制限をかける取り組みが重要になると考える。

 

しっかりとものづくりをしてプロジェクトを完遂させる施策と、仕様変更発生を考慮した各種の施策という両輪での対応強化をお願いしたい。

 

 

ワークライフバランス 働き方改革 具体例

ワークライフバランス 働き方改革 具体例

 

 

品質不具合、設計起因は機能設計もあるが、機能を実現するときの材料選定などの技術は下がってきていると認識している。潤沢に人を保有することが難しい中で、発本や生産本でしっかり育成い場所に呼んでもらうという活動を地道に進めている。どういう知見が抜けていたから問題を起こしたのか、DVD化して教育ツールとして展開している。技術検討書は属人化を排除する上で重要だと認識している。活用の段階においては、複数の技術検討書を読み返さなければならない状況も発生している現状もある。

 

生産設計力強化の観点や、製造工作技術部門からの意見の設計への反映などによる総合的なものづくり力強化が重要と考える。この視点での全社的な施策を確認させていただきたい。

ノウ八ウは関係会社に蓄積され、社員が把握できてし屯い現状や、昔のように先輩が背中を見せれば後輩が学んでくれる時代でもないことを踏まえると、設計ノウ八ウの形式知化は重要であると認識している。形式知化する作業を工夫するなど、引き継ぐ側のモチベーションをうまく向上させつつ取り組みをお願いしたい。

近年、製造起因の不具合も「作業要領書の不備、作業しにくい設計」に起因すると識別されることが多いと感じている。これは、過去からいくつかの事本で課題とされてきた、設計、製造、技術コミュニケーションの問題であると考える。以前は、図面会議などのホールドポイントにて、作りにくい構造になっているなどの、不具合の要因になる事象に対して製造技術部門が厳しく指摘する風土があった。最近はこのような風土が薄れていきていると感じている。設計部門と製造技術部門が相互に研鑽い組織全体でモノづくり力をスパイラルアップできる風土の再構築をお願いする。

 

 

働き方改革 女性活躍推進

働き方改革 女性活躍推進

 

 

女性の採用率向上に向けて、これまで女性技術者紹介のパンフレット配布や女子学生向けのセミナーの開催など、情宣のかいもあって、少しずつ増加していると認識しているが、一方で、労働基準法違反容疑により書類送検された事案の影響を心配している。特に、認定の取り消しとあって、優秀な人材が選択するのを躊躇しないかと危惧する。

 

「働き方改革」の取り組みを始めたきっかけのひとつには、育児や介護などを担いながらも優秀な人材に働き続けてほしいという思いもあると認識している。そういった思いをもって数々の取り組みを行っているというメッセージを、広く発信していただきたい。

 

また、選ぶ理由について、男女問わず研究室の先輩やリクルータの話を聞いて、職場や会社の雰囲気が良いと感じたという意見も多い。特に、女性技術者は女性のリクルータは相談しやすく、聞きたいことを聞けたとい5感想を持つており、安心して選択してもらうためのひとつの重要な活動と考える。

 

スキルマップの作成など、技術力を管理する仕組みはあるちのの、仕組みでは管理できないレベルで設計ノウ八ウが属人化い組織としての技術力が低下しているように感じている。このような技術力を管理する仕組みにつしての課題認識を伺いたい。また、「技術検討書」の作成による設計ノウ八ウの形式知化はひとつのアプローチではあるが、これを効果的に運営する仕組みも)あわせて検討されていれば伺いたい。